賛美歌紹介 新生讃美歌227番カルバリにあらわれし 

2016年3月の賛美 新生讃美歌227「カルバリの丘へと」

(初行)Up Calv’ry’s mountain

(曲名)REDEEMER

 

  • 作詞

Avis. B. Christiansen (1895-1985)

米国イリノイ州シカゴ生まれ。小さい頃より詩を書く少女でした。最初に彼女の詩が出版されたのは1916年「幕屋の賛美(Tabernacle Praises)」でした。彼女はムーディー記念教会のメンバーとしてその生涯のすべてをシカゴで過ごしました。彼女の夫エルネスト氏はムーディー聖書学校の副総裁でした。作詞者エイビスは有名な賛美の詞を含む2冊の詩の本を出版しています。新生讃美歌の中では237番「カルバリにあらわれし」も彼女による詞です。

 

  • 作曲

Harry Dixon Loes (1892-1965)

米国中西部ミシガン州生まれ、米国中西部のイリノイ州シカゴで没。彼はもともとHarold Loesと名づけられましたが、彼はその生涯の間、ずっと“Harry”と呼ばれていました。彼自身もシカゴでムーディー教会の牧師となってからは、その名前をミドルネームとしました。彼は、ムーディー聖書学校で学びました。そのとき賛美歌を書くことを教師であったTowner(新生讃美歌では102「罪にみてる世界」、321番「あだに世をば過ごし」、510番「主の言葉の」を書いた作曲家)から影響を受けました。その後も、いくつかの音楽学校で教育を受けた後、12年間伝道者として働き、1927年からは音楽と教育監督としてオクラホマのファーストバプテスト教会で仕え、1939年からはムーディー聖書学校にもどり、リタイヤするまでそこの音楽科で働きました。生涯でおよそ1500曲の賛美歌の詞と3000曲もの賛美歌の曲を書きました。

 

ハリーの作った多くの賛美歌は、説教を聞いた後に、霊感を与えられて書きました。この「カルバリの丘へと」もその一つです。「清められたわたしたちの救い主 Blessed our Redeemer」という説教を聞いた後にこの賛美歌の曲が書かれました。曲が完成すると、友人であったアイビスのもとにこの曲を送り、彼女がこの詞をつけました。原詞では、「くり返し」部分の冒頭に、ハリーが聞いた説教のタイトルでもあった“Blessed Redeemer”という言葉が歌われています。すべての人々の罪のために十字架にかかってくださったイエスさまは罪人の赦しの嘆願のために、傷つき、血を流し、気づかれず、心にも留められずわたしのために死んで下さった方であることが歌われています。1節はイエスさまの十字架の苦しみ、2節は罪びとのために祈られるイエスさま、3節では救い主にとこしえの賛美を捧げるという内容が歌われています。

最初にこの曲が出版されたのは1920年の賛美歌で、その後、47もの讃美歌集に採用されています。

原詞は以下の通りです。

1

Up Calvary’s mountain one dreadful morn, Walked Christ my Savior, weary and worn; Facing for sinners death on the cross, That He might save them from endless loss.

 

Chorus: Blessed Redeemer, precious Redeemer! Seems now I see Him on Calvary’s tree; Wounded and bleeding, for sinners pleading – Blind and unheeding – dying for me!

 

2

“Father, forgive them!” thus did He pray, E’en while His life-blood flowed fast away; Praying for sinners while such woe – No one but Jesus ever loved so.

[Chorus]

 

3

O how I love Him, Savior and Friend! How can my praises ever find end! Thru years unnumbered on heaven’s shore, My tongue shall praise Him forevermore.

[Chorus]