賛美歌解説 新生讃美歌332「川のように」

新生讃美歌332「川のように」

(初行)I’ve got peace like a river

(曲名)PEACE LIKE A RIVER

これはSprituals(スピリチュアルズ)と呼ばれるジャンルのもので作詞・作曲は不明。

スピリチュアルズとは、1760年頃のアメリカ奴隷制度のもとで、自分たちの言語、習慣、部族や家族から引き離され、苦しみと孤独の中で苦闘した、主にアフリカ系アフロアメリカンの人々によって生み出された音楽作品のことです。彼らがキリスト教の教えに触れ、生まれた、神に向かって歌った(叫んだ)たくさんのそれらの歌は、生きる手段として、慰めとして、声として、歌という翼なしには耐えることのできなかった苦難の川を渡る橋として生み出されたもの、人々が生きるために闘った魂の叫びの記録といえるかもしれません。

 

編曲は南部バプテストの初代音楽主事であったウイリアム・J・レイノルズ(1920-2009)。彼は南部バプテスト連盟サンデースクールボードの教会音楽部長を務め、サザンバプテスト神学校で教会音楽の教授を務めました。また1975年版「Baptist Hymnal」の編集長、1978年から1980年には、Hymn Society of America (米国賛美歌学会) の会長を務めました。彼は賛美歌作者でもあり、賛美歌学の著書も数多く出版しました。神学校では“Walking Hymnal” (歩く賛美歌) の名で親しまれていました。

<原詞>

  1. I’ve got peace like a river, I’ve got peace like a river, I’ve got peace like a river in my soul, I’ve got   peace like a river, I’ve got peace like a river, I’ve got peace like a river in my soul.
  2. I’ve got love like an ocean, I’ve got love like an ocean, I’ve got love like an ocean in my soul, I’ve got love like an ocean, I’ve got love like an ocean, I’ve got love like an ocean in my soul.
  3. I’ve got joy like a fountain, I’ve got joy like a fountain, I’ve got joy like a fountain in my soul, I’ve got joy like a fountain, I’ve got joy like a fountain, I’ve got joy

イザヤ66:12

主はこう言われる。見よ、わたしは彼女に向けよう
平和を大河のように
国々の栄えを洪水の流れのように。
あなたたちは乳房に養われ、抱いて運ばれ、膝の上であやされる。

<川越バプテスト教会 2016年8月の賛美>