ご挨拶

「どのようなときも、わたしは主をたたえ わたしの口は絶えることなく賛美を歌う」詩編34:1(旧約聖書)

 この詩は、やがてイスラエルの偉大な王様となるダビデによって書かれました。しかし、この詩を書いたときのダビデはまだ若く、サウル王に追われ続けて、とてもつらく苦しい日々を過ごしていた時期でした。しかし、そのような中でダビデは「どのようなときも主を賛美する、絶えることなく賛美を歌う」と告白しました。

随分前に参加したカンファレンスで、「この詩を書いたダビデのように、どのようなときも賛美のキー(鍵)をまわすことが人生の秘訣だ」と聞いたことを印象深く覚えています。神に向かって賛美を歌っていくとき、たとえ、うなだれているような時であっても不思議な慰めや励ましが神から与えられ、希望や喜びが心のうちに沸いてくることを体験します。だからわたしも、神に愛された人ダビデのように、どのようなときも主を賛美する歩みをしていきたいと願わされています。

小松澤 恵